自分に自信が持てない・・という言葉をよく聞きます。
幼いころに自分の意見を言っても通らなかったり、親の言うことを聞きなさい・・と言われてその通りにすることが当たり前になったりした場合、自分の本当の気持ちや考えを抑制して親に従うことが正しことと思うようになると、親の言うことがうまくできなかったりした場合、罪悪感を感じたりするようになります。
このことは大人になっても同様になり、他人の評価で自分の価値を決めていくことになるので、常に他人の目が気になります。
極端に人のお世話をしたり、いい子になったりして、人からの賞賛を求めます。
うまくいってる時はいいものの、賞賛を得れなかったり、逆に利用されたりすると、怒りが出てきてその人を恨むようになったりします。
人が気になるので常に、人からどう見られているか・・・逆に言うと、「悪く思われない」ために必死で自分を繕うことになります。
そのことがますます自己肯定感を下げてしまい、自分自身がわからなくなったり、ひどいことをされていても気づかなかったり、「嫌、ダメです」と言ったら相手に嫌われないか?嫌な人と思われないか?という恐怖心から、断れなかったり、「助けて」と言えなかったりします。
アダルトチルドレンの共依存ということになりますが、自分に気づき徐々に改善していくことで、長年の習慣や恐怖を手放して、自由でありのままの自分を取り戻すことができます。
あきらめないでくださいね。