コミュニケーションの話です。
コミュニケーションは他者との交流と思いがちです。
ところがコミュニケーションで大切なのは自己との交流なのです。
他者とのコミュニケーションも自分の内部言語に影響されたり、自己概念によって態度を変えたりしてます。
つまり、他者コミュニケーションも自己コミュニケーションに影響されて成り立っています。
「知覚は投影」という言葉がある通り、その人の中の概念や考え方あるいは思い込み、や感情で人生態度が変わりコミュニケーションも変化するということです。
自己コミュニケーションがきちんとできるから他者コミュニケーションもきちんとできるということではないでしょうか。
コミュニケーションがうまくゆかない人の多くに「恐怖体験」があります。
父親に虐待された、母親の言う通りしないと怒られるので自分の感情を殺して従って生きてきた・・そうしないと「恐い」ことになる・・ということです。
虐待的に育った人は人間嫌いになります。自分ではそういう風に思っていないけれど、人が何気なく上げた拳に「ビクッ」とすることはないでしょうか?音に敏感だったり・・そういう時に無意識の中の「恐れ」が反応しています。
人に警戒心があり、人眼が気になる方は自分を殺して、自己防衛していることが多くあります。
誰かになにかされないか・・不安です。
自分のしたことで人が喜んでくれたりすると「うれしい!」気持ちになります。もっとしてあげたい・・おせっかいすぎるくらい人に執着したり・・ひつこくするので喜ばれないと「恨み」に変わったりします。
人の影響で自分が元気になったり落ち込んだりします・・
自分に自己肯定感がないことも特徴です。
コミュニケーションは内部コミュニケーションが大切と言いました。
そうです、自分がある出来事に対してどんな考えで気持ちになるか・・それはなぜか?
自分に問い直してみてください。
自分を知ること・・自分とのコミュニケーションが他者コミュニケーションのために必要です。
カウンセリングやセミナーで自分を知って改善することもできます。