今日は、ストロークについてお話をします。
日常のいろいろな出来事に対して落ち込んだり、悲しんだりすることもあるかと思います。
しかし、その出来事もある程度の時間がたつと、自分の中で整理ができて克服できることが多いと思います。
いつまでもその悲しみや怒りを抱えていてはストレスが溜まって体を壊すことなどもあるかもしれません。
そんな時あなたはどうしますか?
親友に相談したり、家族に話したりしませんか?
自分の気持ちを聞いてもらうことで楽になったり、別の考えが浮かんだりするものです。
このことが「ストローク」をもらっていることになります。
「ストローク」とは相手の存在を認めるという行為なのですが、人は他者の認められたり、共感してもらうことでプラスのストロークをもらっていることになります。
褒めてもらったり、感謝されたり、存在を認めてもらったとき人は心が満たされます。つまり心の栄養、エネルギーが蓄えられるのです。
エネルギーや心が満たされた状態になると、少々の出来事も客観的に判断できたり、感情的にならずに自分の心をコントロールできるものです。
ところがアダルトチルドレンの方、特に自己肯定感の低い方はとにかくこのストロークをもらっていません、逆に自分を批判したり、あきらめたり、嫌ったりしている方が多いといえます。
これでは、いくら人から褒められても受けてろうとせず、自分に過酷な批判家になっているといえるでしょう。
この習慣を変えること、自分で自分にエネルギーを上げることで少しずつ自分で自分を支えることができるようになります。
ストロークは他者にもらうことも大切ですが、自分で自分に与えること、自分で自分を支えることが大切になります。これをセルフストロークと言います。
自分の一番の見方は自分です。
自分を理解し認めてかわいがってあげてくださいね。
ストロークの仕方はカウンセリング、コーチング、セミナーなどでご指導しています。
今日は「ストローク」について書きました。